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ファースト・ソングス(1967)
The First Songs




曲紹介
[1] ファースト・ソングス, 1967
[2] イーライと13番目の懺悔, 1968
[3] ニューヨーク・テンダベリー, 1969
[4] 魂の叫び, 1970
[5] ゴナ・テイク・ア・ミラクル, 1971
[6] スマイル, 1976
[7] 光の季節~イン・コンサート, 1977
[8] 愛の営み, 1978
[9] マザーズ・スピリチュアル, 1984
[10] 抱擁, 1993
[11] エンジェル・イン・ザ・ダーク, 2001
[12] 飛翔, 2004
その他
History of Laura Nyro' life (略史)
Art and Soul of Laura Nyro (楽譜)
Soul Picnic (伝記)
あとがき
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曲紹介

__67年の作品"More Than a New Discovery"の再発とか。洗練された3枚目、弾けまくった2枚目をすでに聴いた私にとっても、この1枚目は驚きでした。ラジオではじめてローラ・ニーロを聞いたときもコメンテーターは1枚目を聴くべきだと言っていました。それがなんとなく分かるような気がします。アレンジは少し時代的なものを感じさせますが、歌声はちっとも古くさくないです。ジャケットは赤がバックの赤いバラの絵。ちょっと見、クラシックのジャケットみたいですが、上品な感じで良いと思います。

1曲目:"Wedding Bell Blues"
(ウェディング・ベル・ブルース)
__ 教会の鐘を模したのかベルのようなピアノの前奏で始まるこの曲、牧歌的ではありますが、歌詞は深刻なようです。しかし、こんなに乞い願ってもBillさんは結婚してくれなさそうですが...。1966年の9月にストーニィエンドとのカップリングでシングルカットされていますが、チャートでの最高位が103位だそうです。悲しいかな、ローラの曲はシングルカットされてもチャートに入ること自体がまれでした。アメリカでオールディーズのFM局を一日中つけっぱなしにしておくと、年に3回くらい、この曲を他の人が歌っているのを聴くことが出来ます。

2曲目:"Billy's Blues"
(ビリーズ・ブルース)
__ ちーん・ちーんというチャイムで始まるこの曲、終わりにもチャイムが2回鳴る予定だったのに編集段階でカットされてしまったそうです。

3曲目:"California Shoeshine Boys"
(カリフォルニア・シューシャイン・ボーイ)
__ ハーモニカで始まるこの曲、シューシャインボーイという言葉に影の意味があるのかどうか分かりませんが、「私の靴、磨いてもいいわよ」というのは、意味ありげ。それはともかくアップテンポでなかなかよろしい。

4曲目:"Blowin' Away"
(ブローイング・アウェイ)
__ シングル向きの曲のような気がするのですが、カットされてはいないようです。

5曲目:"Lazy Susan"
(レイジー・スーザン)
__ 明るい曲ではないのですが、気に入っています。せつせつと歌いながら、感情の盛り上がりがあり、途中で薄日の差すようなところもあります。こんな曲を作れる人ってすごいなと思います。この曲を聴いて、ローラが男性よりも女性を指向していると気づいた人がいるそうですが、鋭い、と思います。

6曲目:"Goodbye Joe"
(グッドバイ・ジョー)
__ 明るい別れの曲。2枚目のシングルとして1967年の2月に。

7曲目:"Hands off the Man(Flim Flam Man)"
(フリム・フライ・マン)
__ 3枚目のシングルとして1967年の4月にアンドウェンアイダイと一緒にカット。

8曲目:"Stoney End"
(ストーニィ・エンド)
__この曲は譜面集に載っていますが、良い曲ですね。ただし音質がちょっと良くないのが残念。ところで、この曲のピアノはローラが弾いているのでしょうか?和音を叩くローラの弾き方と、ちょっと違うような気がします。

9曲目:"I Never Meant to Hurt You"
(アイ・ネヴァー・メント・トゥ・ハート・ユー)
__ ここからスローな曲が続きます。この曲の歌詞については、はいはいまあ好きにしてください、ご馳走様です、てなとこです。

10曲目:"He's a Runner"
(ヒーズ・ア・ランナー)
__ 5曲目のところで、ローラは女性を指向と書きましたが、それは晩年に顕著になるのでありまして、このファーストソングスで数えてみたら、男性について歌っていると推定されるのは1、2、3、6、7、10番と、意外と多い感じがします。このアルバムが発表されたのはローラがまだ19歳のときであり、まだ若かったわけです。

11曲目:"Buy and Sell"
(バイ・アンド・セル)
__ スローな3曲の中では一番良いかなと思いますが、歌詞がまた年齢不相応。

12曲目:"And When I Die"
(アンド・ホエン・アイ・ダイ)
__9、10、11曲目と割と静か目できて、聴くほうとしては少し緩んでしまいそうなところですが、最後にこの曲で感動させられます。歌詞が泣かせます。"cold"と歌うところで---coldという言葉の意味もあるのでしょうが---声を震わせているのは、まったく地上の奇跡としか思われません。

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